高校レベルの数学は必要

プログラマーは、その仕事柄から数字に関わる場面が多い職業です。
しかし、高度な数学理論の理解が必要なわけではありません。たとえ数学の高度な知識を持たなくとも、活躍しているソフトウェア開発の技術者は大勢います。

それでも全く数学の知識がなくとも務まるわけではなく、少なくとも高校数学レベルの実力がなくては、プログラミングの仕事で苦労します。
数学の知識が必要な仕事が職場で割り当てられた場合、数学が分からないからできないというのでは実力を疑われます。仕事のチャンスを逃さないためにも、少なくとも高校レベルでの数学はこれから理解し克服しなければなりません。

数学苦手を解消するには、何より基礎から何が理解していないのか見直すことが重要です。基本的な数学の知識があって、初めてその上に応用が成り立ちます。
数学が苦手という人の多くは、基礎の重要性を理解せず疎かにしているため、内容が分からないというケースが現実に多いのです。
そこで改めて高校レベルの数学までの知識を身に付けるため、まずは中学時代からの数学の知識を復習する必要が出てきます。高校の数学が苦手なプログラマーは、すでに中学時代でつまずいている可能性があり、そこに数学苦手を克服する手掛かりが見出せます。

改めて数学を勉強するのは大変であるものの、プログラマーの仕事で数学の知識の必要に迫られて苦労するよりは格段に楽であり、学習に役立つ教材も豊富に手に入れられます。